相馬弁の文法 「連語」
共通語と照らし合わせて、相馬弁での口語体を基準に記載しています。
共通語 |
相馬弁 |
話し手の推量や想像などを表す。 例:「みんな入学式に行くのだろう」 |
「だべ」に訛る。例:「みんな入学式さんぐんだべ」 |
疑問詞や終助詞「か」を伴って、疑問や反語の意を表す。 |
「だべ」「っぺ」に訛る。例:「着ぐの何時だべ」 |
仮想の事柄であることを表す。
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相馬弁では不使用。 |
(「だろうに」の形で)事実に反する仮想を述べる。
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「だべのに」「ったべに」に訛る。例:「もうちんと頑張れば、なんとがなったんだべのに」「なんとがなったべに」 |
(多く上昇調のイントネーションを伴って)相手に対して、念を押したり同意を求めたりする気持ちを表す。
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「だべ」「っぺ」に訛る。例:「今頃ほんなごど言わっちゃったって困る〜。おめだって男だべ」
「こごさあっぺ(あんだべ)?」 |
共通語 |
相馬弁 |
わかりきった。言うまでもない。 「そんなことはしれたことだ」 |
「しっちゃもんだ」となる。「ほんなのしっちゃもんだ」 |
たいしたことではない。たかが知れた。 「寒いといってもしれたものだ」 |
上に同じ「寒いっつってもしっちゃもんだ |
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