相馬弁の特徴 品詞などについて

*名詞

体の一部をあらわす名詞や、小さいものをあらわす名詞、場所をあらわす名詞には、 単語の終わりに「こ」をつけることが多い。

1.    体の一部をあらわす名詞: 「でなっこ」(おでこ)、「びんこ」(もみ上げ)など。

2.    小さいものをあらわす名詞: 「こっこ」(動物の子供)など。

3.    場所をあらわす名詞: 「すみっこ」(隅)、「かどっこ」(角)など

体の一部をあらわす名詞や、細かいものをあらわす名詞 には、 単語の終わりに「た」をつけることが多い。

1.    体の一部をあらわす名詞:「ももた」(太もも)など。

2.    細かい物をあらわす名詞:「あくた」(灰)、「もくた」(がらくた)など。

2語からなる

*形容詞

形容詞は語尾がつまった上、「〜こい」となることが多い。

1.     語尾が変化する形容詞:「やっこい」(柔らかい)、「ぬるまっこい」(ぬるい)など多数。

 

*動詞

ら行の動詞は次のように音便化する。

活用

未然形

連用形

連体形

仮定形

共通語

〜らない・〜りない・〜れない

〜れた

〜るとき・〜りるとき・〜れるとき

〜れば・〜りれば・〜れれば

相馬弁の音便化

〜んね

〜っちゃ

〜っとぎ

〜んだら・〜ったら・〜っちゃら

 

*接尾語

過去の事実や経験を説明したり、回想を表現する場合、動詞の語尾には「〜だった/〜たった/〜ったった」、名詞の語尾には「〜したった」「〜しった」などの接尾語が付く。

1.    動詞の語尾:「言ったった=言っていた(事実の説明)/言ったものだ(回想)」、「泳いだった=泳いだ(事実の説明)/泳いだものだ (回想)」など。

2.    名詞の語尾:「電話したった=電話をした(事実の説明)/電話をしたものだ(回想)」、「食事したった= 食事をした(事実の説明)/食事をしたものだ(回想)」など。

*格助詞「〜さ」の短縮形

共通語の格助詞「〜へ・〜に」の意味を持つ「〜さ」が「ち」「つ」に続く場合は次のように短縮される。

1.    「ち」に続く場合:「〜っちゃ」と短縮される。例:「まっちゃ(町へ)」「そっちゃ(そちらへ)」「こっちゃ(こちらへ)」など。

2.    「つ」に続く場合:「〜っつぁ」と短縮される。例:「こだっつぁ(コタツに)」「ほいっつぁ(そいつに)」「こいっつぁ(こいつに)」など。

 

*副詞「指示を表す」

「こそあど」のような副詞につく動詞は次のように音便化する場合がある。

共通語

こう言うもの

そう言うもの

ああ言うもの

どう言うもの

こうする・こうした

そうする・そうした

ああする・ああした

どうする・どうした

相馬弁の音便化

こぅりーの

そぅりーの

あぁりーの

どぅりーの

こぅりぐ

そぅりぐ

あぁりぐ

どぅりぐ

 

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